みなさん、こんにちわ!
ぶっちゃけトークでお馴染みの次長・原です。
本日も前回に引き続き
『次長・原プレゼンツ お家探しぶっちゃけトーーク!!』です!!
第6弾のテーマは『提携銀行とローン審査』。
「ウチは提携銀行がたくさんあるんですよ」
とか
「ウチは○○銀行と提携しているから金利が低いんですよ」
と言っている不動産屋さんが世の中に多く存在します。
まぁ、それ自体はその通りなんでしょう。
ただ、その提携銀行アピールをしている不動産会社や
不動産営業マンって胡散臭いなと私は思っています。
それはなぜか?
主に2つの理由があります。
1つ目の理由は、
実は『提携しないと取り扱いできない』や『提携すると金利が低くなる』
という銀行は一部だけ。
ほとんどの銀行は提携していなくても取り扱いできますし、
そもそも提携制度自体がない銀行が多いのです。
そんな中で冒頭の触れたような
「提携銀行が多い」とか「提携で金利が低い」というアピールは、
ウソではないけど、お客様に自社が有利と思わせる印象操作をしているわけです。
2つ目の理由は、
そもそも住宅ローンは同じ銀行でも人によって
金利(または保証会社に支払う保証料)が違うから。
銀行のローン審査はものすごく端的に言うと点数制です。
年齢が□□歳だから○点
会社員だから○点
勤続□年だから○点
勤務先業種が□□だから○点
勤務先の資本金が□□円だから○点
他にも色々な項目がアリ。
で、この合計点数によって金利(または保証料)が決まる。
というようなイメージです。
さらに、銀行によって得意不得意または好き嫌いがあります。
ある銀行は『公務員や上場企業勤務の人が好き』、
ある銀行は『個人事業主の人に優しい』、
ある銀行は『単身女性に優しい』などなど。
これは先ほどの点数の配分が銀行によって違うので、
それによって各銀行の特色が出るわけです。
だから同じ人でも
提携銀行/最優遇金利0.395%…審査結果0.650%
非提携銀行/最優遇金利0.525%…審査結果0.625%
と非提携銀行の方が良い結果になるパターンというのが
実際にとても多くあります。
そういう中で「提携してるから金利が低い」と言っても
それはあくまでその銀行の最優遇金利の話であって、
お客様がそうなるとは限らないので
本来そういったアピールをする際は合わせてご説明が必要です。
ちなみに余談ですが、
不動産会社によっては、その不動産会社の事業融資で付き合っている
銀行を提携銀行として、住宅ローン案件の一定割合以上を
その付き合っている銀行に出さなければいけない
という社内ルールを設けているところもあります。
以上のように、
お家探しをしている人には
『銀行と提携しているから良いとは限らない』
という認識をぜひ持っておいてもらいたいと思います。
そして、不動産屋さんから銀行の提案をされた際には
『なぜその銀行なのか』
の説明があるかをしっかり聞いてください。
もし「提携していて金利が低いから」と理由だけだったら、
その不動産屋さんは一旦疑いましょう。
ちなみに当社スマイッチも多くの提携銀行があります。
でも当然ながら、お客様のお勤め先やご年収等をお伺いした上で
一番良い条件が出そうな銀行を選定してご提案していますので、
安心してご相談ください。
今回のぶっちゃけトークは以上です。
また次回をお楽しみに!
それでは、ありがとうございました!