みなさん、こんにちわ!
ぶっちゃけトークでお馴染みの次長・原です。
お待たせしました!
本日は『次長・原プレゼンツ お家探しぶっちゃけトーーク!!』のお時間です!
第4回目のテーマは『不動産査定』。
最近、住み替えのお客様が多く、ご新居の購入と併せて今のご自宅の売却までお手伝いする
ことが増えてきました。
住み替えで重要になるのが、『今のご自宅がいくらで売れるか』です。
いくらで売れるかによってご新居の購入計画にも大きな影響が出てきます。
そんな中で、お客様にご自宅を査定をした事があるか質問すると、
意外なことに査定サイト経由で査定額が出してもらった事がある人が多いんです。
はいっ!ここでぶっちゃけまーーす!!
実は、この査定、驚くほど当てになりません!
こんな書式の査定は特に注意が必要です。
赤枠の中を見てください。
路線価に○○率を掛けて、さらに○○率を掛けて、さらに…
って、「スゴイなぁ」って思いますよね。
「ちゃんとしてるな~」って思いますよね。
でも、この査定額と実際に売れる金額がかけ離れる事がめちゃくちゃ多いんです。
なぜ、そんな事になってしまうのか。
こういう査定方法は、例えば土地であれば、
路線価等の基準となる土地の㎡単価に、
角地だからプラス○ポイントや旗竿地だからマイナス○ポイントみたいな感じで
弾き出した様々な係数を掛けて、金額を算出します。
でも、これはあくまで査定物件の評価であって、
査定物件周辺で販売中の他物件の状況などは考慮されていません。
ちなみに、不動産には定価はありません。
相場が2000万円のところを3000万円で売り出していても
3000万円で買う人が現れれば売れてしまいます。
また、最終的な売値を決めるのは売るお客様自身です。
別に査定額で売らなければいけない事もありません。
だから早く売りたいなら、査定額より安く売り出すもOK。
逆にお金が必要だからと査定額よりも高く売り出すもOK。
ということは、周りの似たような条件の物件も同様に
査定額や相場と違った価格で売っているかもしれないわけです。
周りが査定額・相場よりも安い価格で売っているのに
こちらは査定額・相場価格で売っていても全然売れません。
逆に相場2000万円のところを周りが3000万円で売っていれば、
こちらは2500万円で売り出してもすぐ売れちゃうかもしれません。
要するに
先ほどの計算式で算出している査定額はただの物件の評価、成績簿的な金額。
でも実際に売るとなれば、
周辺物件の今の販売状況や過去に実際に売れた販売事例が
非常に重要になってくるのです。
よって
ご自宅等を売りたいと思って査定依頼をされた方は
計算式で算出されている査定書は見なくてもいいです。
それよりも不動産屋さんに周辺物件の販売状況や販売事例を聞いて、
相談しながら売れる金額を導き出していきましょう!
今回のぶっちゃけトークは以上です。
また次回をお楽しみに!
ありがとうございました!!!