みなさん、こんにちは!
ぶっちゃけトークでお馴染みの次長・原です!!
みなさんは奥秩父の三峯神社(みつみねじんじゃ)ってご存じですか?
三峯神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)が天皇の先祖とされる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりといわれる神社です。
また、大自然の中にある神社で樹齢800年と言われる杉の御神木から『気』を頂く事ができるという関東屈指のパワースポットでもあります。
実は私、毎月この三峯神社に参拝に行ってるんです。
一般道で片道4時間、往復で8時間も移動にかかるので、丸一日を使った参拝です。
今日はそんな三峯神社を原式参拝順路でご紹介したいと思います。
では、三峯神社BLOG参拝ツアーのスタートでーーーす!!
※掲載写真は今年2月の参拝時のものです。
いきなりですが、片道4時間の長い移動は割愛します(笑)
ちなみに三峯神社は秩父市でも旧大滝村にあり、秩父市中心部から1時間前後の山道の運転です。
駐車場に着いて車から降りたら、まずは腰や脚のストレッチ!
長時間の運転でカチコチになった身体をほぐします。
そして「よし!いくぞ!」と気合を入れます!
なぜ気合が必要かというと…
駐車場から神社入口の鳥居までの道のりがなかなか急な階段と急な坂道だから。
運動不足の私には、これが結構ツライ…
上の写真は急な坂道の途中で一息ついている時に撮影して一コマ。
三峯神社は三峯山の頂上にある神社で景色も空気も最高に綺麗です。
急な坂道を上がるとついに鳥居が見えてきました。
この鳥居、『三ツ鳥居』といって大きな鳥居の両脇に小さな鳥居があるような形をしているのですが、全国的にも非常に珍しい様式の鳥居なんだそうです。
ハァハァと乱れた息を整えてから、鳥居前で一礼。
ここから参道に進んでいきます。
あっ!
鳥居前で参拝者を出迎える犬っぽい像に注目!
これ、狛犬じゃなくて狼なんです。
まぁ、言われないとわからないですよね。
冒頭でお話しした日本武尊(やまとたけるのみこと)が三峯山に登った際に道案内をしたのが狼だったという言い伝えから、神様の遣いとしてお祀りされているそうです。
さて、鳥居をくぐると舗装されたちょい上り坂の林の中の道を進んでいきます。
ここを通るとまた空気がガラッと変わって、一気に緑の香りに包まれます。
でもちょい上り坂だから、パンパンになりかけている脚を労わりながらゆっくりの進行です。
そうして進んで行った先にあるのが『随身門(ずいしんもん)』。
あれ?写真が傾いてますね。
ごめんなさい…
随身門とは、簡単にいうと神社を守護する神の像が置かれた門です。
神社に祀られている神様とは別で、神社を護ってくれる神様。
門番の神様といったところでしょうか。
という事で、ここから先は悪い人は入れません(笑)
ちなみにここにも狼がいます。
随身門の先にあるのが上の写真の道で、私が三峯神社境内で一番好きな場所でもあります。
静かで緑に囲まれた平坦な砂利道。
澄んだ空気、緑の香り、木々の間から差し込む太陽の光、音は砂利を踏む足音のみ。
これまでの坂道で乱れた呼吸も戻り、心身ともに非常に落ち着きます。
上を見上げて、目をつぶり、大きく深呼吸をすると
「今、俺、すっごいマイナスイオン浴びてる~」
って気持ちになります。
まぁ、マイナスイオンなんで目に見えないので実際はどうだかわかりませんが、とにかくそんな気持ちになるんです(笑)
そんな砂利道を抜けるとやっと拝殿が見えてきました。
写真ではわかりずらいかもしれませんが、階段を上がったところに『青銅鳥居』といって、その名の通り青銅で造られた鳥居があります。
青い鳥居、わかりますかね?
ちなみにこの階段、段数が多いのですが、全然ツラくありません。
なぜなら、マイナスイオンを浴びまくった直後だから!
冗談じゃなくてホントです!
まぁ、ほぼ気持ちの問題ですが…(笑)
そして、ここにも狼がいます。
階段を上がると左側に『手水舎(てみずや)』があります。
これはみなさんもお分かりかと思いますが、手を洗い、口をすすぎ、身を清める所です。
三峯神社では、冬は水道管凍結と為、最近は新型コロナ感染防止対策の為に通常使用を中止していて
代わりに「祓へ給ひ、清め賜へ(はらえたまい、きよめたまえ)」と3回唱える方式になっています。
身を清めた後は、先ほどの青銅鳥居を一礼してくぐり、ついに辿りつきました。
『拝殿』です。
ここでお賽銭を納めて、二礼二拍手一礼。
神様に先月のお礼と今月のお願いをします。
何をお願いしているかは秘密です。
尚、各種祈祷もこの拝殿の中で行なわれます。
ちなみに上の写真は拝殿を横から撮影した写真なのですが、右側に見える小さな建物わかりますか?
実はこの小さな建物が三峯神社の『本殿』なんです。
拝殿正面から見ると拝殿の裏側に位置し、拝殿の方が大きいため、正面からは全く見えません。
なので、念のために横から本殿にもお辞儀をしてます(笑)
そして、このドーーーーーンっと立派な杉の木が樹齢800年と言われる『御神木』です!
この御神木から『気』を頂きます。
コロナ禍前は御神木に手を当てて気を頂いていましたが、コロナ禍になってからは新型コロナ感染防止対策で柵が設置され、柵の内側から手を合わせて気を頂く方式になっています。
この御神木に向けて手を合わせると、パワーがみなぎってきます。
もちろんですが、これも気持ちの問題です(笑)
御神木から気を頂いた後は、『摂末社(せつまつしゃ)』の参拝です。
摂末社とは、わかりやすく言うと、神社本社とは別に系列や縁の深い神社、仲の良い神社の神様が祀られている小さな社(やしろ)です。
三峯神社では20数社の摂末社がズラッと並んで鎮座しています。
その中でも神様界のトップオブトップである天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られている伊勢神宮の摂末社だけは他の摂末社よりも立派な趣きの社になっています。
私は伊勢神宮に参拝した事があって、本当は毎年行きたいところですが、さすがに三重県まではなかなか行けないので、この摂末社でお参りしています。
摂末社を参拝したあとは
青銅鳥居→砂利道→随身門
と来た道を戻り、次に行くのが『奥宮遥拝殿(おくみやようはいでん)』。
三峯神社には妙法ヶ岳の山頂に奥宮(※離れたところにある社殿)あるのですが、三峯神社境内から1時間の山登りをしないと行くことができません。
時間や体力の関係などで奥宮まで行けない人は、代わりに遥拝殿(※遥か彼方から拝むための建物)から参拝できるというわけです。
写真は見切れてしまっていますが、写真の右側の山の山頂に奥宮があります。
私は遥拝殿から肉眼でははっきりと奥宮が見えないので、あそこら辺というザックリな感じで参拝しています…(笑)
ちなみに遥拝殿から見ての左側が広大な下界を見渡す事ができるのですが、気象条件がそろった朝方には雲海を見る事ができるそうです。
奥宮遥拝殿の参拝で三峯神社参拝は終了です。
奥宮遥拝殿から三ツ鳥居を出ると正面に見えるのがおみやげ&食事処の『大島屋さん』。
食事処では、秩父名物のわらじかつ丼や蕎麦が味わえます。
でも私が毎回食べるのが、外の屋台で売っているもつ煮。
特に寒い冬の山で食べるもつ煮は最高なんです。
そして、これを食べたところで三峯神社BLOG参拝ツアーは終了です。
さて、三峯神社BLOG参拝ツアーはいかがでしたでしょうか?
三峯神社に行ってみたくなりましたか?
参拝以外にも、
春は花々、夏は川遊び、秋は紅葉、冬は氷柱など
道中やちょっとした寄り道で四季折々を感じる事ができます。
参拝と大自然で心を整えてみてはいかがでしょうか?
今回のブログはちょっと長くなってしまいました…
次回はスパッと短い内容でいきたいと思います(笑)
それでは、ありがとうございました!